コンセプト

私たちはまちづくり会社として、
世代を超えた地域交流を実現し、
地域とともに豊かな自然や文化を守りつづけ、
”思いや空気”を人々に届けることを目指しています。

ここにしかないストーリーを
綴りつづけます

上代は、地元の酒の造り手や米農家、お酒好きの人々たちを繋ぐコミュニティーを目指しています。酒造りを通して、その環をより広げていきたいと考えています。

ここにしかないストーリーを綴りつづけます

豊かな自然や文化を守りつづけ、
“想いや空気”を人々に届けます

「米」と「水」を混ぜ合わせ、米に麹菌を根付かせた「糀米(こうじまい)」を加え、発酵させる。シンプルな酒造りは、豊かな自然や文化があってこそできること。上代の想いや土地の空気を、お酒を通してお届けします。

わたしたちの、起源

はじまりのお話

上代地域にあったとある造り酒屋が、昭和40年代、米子市の造り酒屋と合併をしました。 合併した米子市の造り酒屋では、平成17年に有志により現在上代の酒蔵がある上代地区の源流米でお酒を造る会を結成し「源流あられ酒 上代」が誕生しました。 そして平成20年に皆生温泉組合青年部と連携し「海に降る雪 上代」が誕生しました。

しかし、平成21年に米子市の造り酒屋が廃業が決まりました。「どぶろく」と「そば」でもう一度地元を盛り上げるべく有志が集まり、同年5月に二部小学校福岡分校廃坑跡地に「まちづくり会社上代」が設立されました。

こうして、平成21年7月には鳥取県で初めてどぶろく特区の認可を受け平成22年1月に醸造免許を取得しどぶろく造りが始まりました。

これまでの軌跡

どぶろく造り

生活排水の一切入らない清らかな水を活用した酒米の栽培や品質にこだわり伯耆町産の酒五百万石を50%精米し日本一のどぶろくを目指し、平成21年には鳥取県では第一号となるどぶろく特区を取得しました。 平成24年には第7回全国どぶろく研究大会にて入賞し 平成25年第8回全国どぶろく研究大会では最優秀賞を受賞しました。

農家食堂の開設

上代の隣に建つ二部小学校福岡分校(跡地)。その歴史は明治8年から始まり、平成21年度に学校としての役目を終えました。二部小学校福岡分校は地域にとって心の拠り所、思い入れの深い学校であったため、廃校の有効活用による地域活性化を目指し校舎の姿をできるだけ残しました。そして、農家食堂として姿を変え、地元の農家食堂が開設されました。

上代プロジェクト

創業時から地域づくりは地域に対する愛着、思いを共有する仲間があること、生まれ育った地域で生きがいを持って生活をすることを掲げ、どぶろく造りを通じ地域と共に地域活性化に取り組んできました。地域の方と共に作り上げてきましたが、令和3年、経営陣や造り手の高齢化、コロナ禍による売上の減少により、廃業寸前となります。創業の頃からのまちづくり会社としての想い、そして鳥取県のいいものを残したいという想いで、遠藤・請川の二名が事業を承継しました。

うれしい評価をいただいております

第7回 全国どぶろく研究大会淡麗の部入賞

第8回 全国どぶろく研究大会濃芳醇の部最優秀賞

第11回 全国どぶろく研究大会淡麗の部入賞

第16回 全国どぶろく研究大会淡麗の部入賞

など、ありがたいことに様々な賞をいただいております。
これからも、皆様に愛されている味を守り繋いでまいります。

わたしたちについて

代表取締役

遠藤みさと misato endo

1997年生まれ、鳥取県米子市出身。鳥取が好きで、大阪の大学に在学中にも、鳥取にタピオカ専門店を期間限定でオープンするなど地元で何かできないか常々思索。卒業後大阪で就職するが、やはり鳥取に貢献したいという想いが強く、Uターン。2022年8月、社長に就任。

杜氏

請川雄哉 yuya ukegawa

1995年生まれ。香川県観音寺市出身。地元香川の大学で農学を学んだ後、大手メーカーの営業職として勤務。営業として会社の製品を売る中で、自分自身がイチから作ったものを販売してみたいという想いが強くなる。縁あって移住した鳥取県で、上代の酒造りを通して想いを実現している。